比地大滝は沖縄最大の滝です。また、比地大滝は沖縄北部の「やんばる」と呼ばれる地域にあります。
ここは「比地キャンプ」と呼ばれ、よく整備されたキャンプ場としても利用されています。まず、下の写真のログハウスで受付と入場料500円を払いましょう。この後の沖縄の自然の豊かさを考えると非常にリーズナブルな価格です。
比地川を含む豊かな自然を守るため、その維持管理費として利用料金を徴収させていただきます。(国頭 村長)
みんなさん、村長名で呼び枯れられているので守りましょう。
比地大滝遊歩道入り口に向かって歩いていると、「砂防ダム」と魚さんがダムの影響を受けないようにとの「魚道」がありました。なかなか、味のあるダムで、人工的な雰囲気が少なく、自然に岩が積み上げられたかのようなダムです。
左の写真の木橋は先の木橋同様に「比地大滝遊歩道コースマップ」には載っていませんが、結構、冒険の雰囲気を感じます。古びた木橋は、その先に見える急階段と合わせても期待させるものがありました。
冒険の雰囲気を感じる木階段の写真です。この急角度はカメラの写し方ではなく、本当にこの角度なのです。やはり人間の都合優先ではなく、ありのままの自然をそのままに受け入れている遊歩道なのだと思いました。
急階段を上って一息をつく間もなく、ジェットコースターのような下の地面に突っ込んで落ちていくような階段にでました。「どひゃーあ、怖えー」という心の声が自然に出ました。
よく見ると、「比地大滝遊歩道 コースマップ」にあった吊り橋も見えます。ここは遊歩道と名付けられていますが、ずいぶん前に流行った「アスレチック・コース」のように思いました。
比地川にかかる吊り橋に到着しました。
赤い鉄骨の枠組みが特徴的な吊り橋です。この吊り橋は、高さ17m、長さ50mと本格的な吊り橋です。最初、遊歩道によくあるアトラクション的なものかと高をくくっていましたが、本格的な吊り橋でした。
高さ4mというと、普通4m1階とされるので、高さ17mは四階建てのビルの屋上に立ったようでした。
吊り橋の幅は狭く、二人がすれ違う幅はなく、一人で歩くと左右の手すりとの間に少し余裕がある感じでした。
ですから、高いところが苦手な人は左右の手すりをつかみながら、吊り橋の真ん中を歩くことができます。
吊り橋を少し歩くと、周囲の木々もなくなり、遮るものがない360度の視界が開けました。
左の写真は進行方向を映したものです。まだ、先は長そうです。
左下の写真は、緑深き沖縄の自然深き熱帯の森林です。
右下の写真は、ひゃー、高いですね。4階建てビルの屋上から下を見たのと同じですからね。
比地川の川べりの自然は本当に豊かですね。
比地大滝遊歩道の途中にある「生息する生物」の案内看板です。左の写真は「比地川渓流に生息する野鳥たち」の案内看板です。写真と生体の説明があり、遊歩道散歩がより楽しくなります。
また、下の写真は「比地川渓流に生息する小動物たち」の案内看板です。こちらも、見やすくて助かります。
今回の旅の目的「沖縄の自然と戦跡に触れる旅」の「自然に触れる」というに最適な遊歩道です。